「多彩なキャリアを活かして、採用のプロフェッショナルに」

大学時代に専攻していた英語を活用してグローバルな働き方に憧れ、客室乗務員に就職したAさん。
その後は、特許事務所の英文事務へ転職。そして現在は人事部の採用担当へ転職と、異なる業界/職種を経験し、その全てのスキルを活かして新たなチャレンジを続けるAさんに、今回はお話をお伺いしました。

PROFILE

≪職歴≫
航空会社 ‐客室乗務員(4年半)
特許事務所 ‐英文事務(3年)
★現在 ‐メーカー 人事部・採用担当(3年)

⚫︎航空会社での経験 :コミュニケーション能力/柔軟性を磨く


大学時代は、外国語学部で英語を専攻していましたので、「英語を使ってグローバルに仕事ができる」ということを軸に就職活動に取り組みました。

結果、縁あって航空会社から内定をいただき、客室乗務員として4年半勤務しました。
客室乗務員の仕事は日々学びが多く、非常に貴重な経験ができたと、今でも思います。

乗客一人一人に対する細やかな気配りや、迅速かつ適切な対応が求められる環境下で、
コミュニケーション能力や柔軟性を大きく成長させることができました。

印象に残っているのは、多国籍の乗客が搭乗する国際線での対応です。

文化や言語の違いに戸惑う事もありましたが、笑顔とホスピタリティの精神で、
乗り越えていました。

客室乗務員の仕事は思い出も多く充実していたのですが、
学生時代の知的探究心が再熱し、「英語力をもっと磨いていきたい」という想いから、
特許事務所の英文事務への転職を決意しました。

⚫️特許事務所での経験:英語力を磨く


特許事務所では、主に特許関連の書類作成や英訳、外国クライアントとのやり取りを担当しました。

専門的な法律用語や技術用語を学ぶ必要がありましたが、知的好奇心が旺盛な私からすると、専門的であればあるほど仕事が面白く、やりがいも大きかったです。

特許事務所での仕事は、「注意力」と「正確さ」を同時に求められ、難易度が非常に高かったことを覚えてます。

特許文書は一つのミスが大きな問題に繋がるため、ミスがないチェック方法を自分なりに考えるなど創意工夫をし、常に細心の注意を払って作業をしておりました。

特許事務所には3年間勤務させていただきましたが、私の中の英語に対する知的好奇心が一段落したような感覚がありましたので、これまでとは全く違った業種に挑戦してみたいと思い、メーカーの人事部、採用担当へと転職しました。

⚫️人事部への転職:これまでの経験をいかし、プロフェッショナルへ


人事部での主な業務は、求人広告の作成、応募者の書類選考、面接の実施、内定者のフォローアップなどです。
新入社員の研修プログラムの企画・運営も担当しています。

様々なバックグラウンドを持つ応募者とのコミュニケーションを通じて、最適な人材を見極めることにやりがいを感じています。

また、驚くことに、これまでのキャリアで学んだことが今の人事の業務に活きているのです。

客室乗務員時代に培ったコミュニケーション能力や柔軟な対応力は、面接や応募者とのやり取り、研修運営において非常に役立っていますし、特許事務所で磨き上げた英語力は、外国人候補者の採用や国際的な手続きにおいて大いにいかされています。
異なる業界で経験を積んだことで、多角的な視点から物事を捉えられるようになったとも感じています。

今後は、人事業務の専門性をさらに深め活躍できるように努めたいと考えています。
今後も挑戦を恐れません!