事務職を目指す志望動機の書き方|未経験転職で書けない人でも分かる例文を紹介。

2024/08/06

「事務職に挑戦したいけど、未経験だし、志望動機が書けない…」そんな悩みを抱えていませんか?

この記事では、未経験から事務職へ転職する際の志望動機の書き方を、例文を交えながら具体的に解説します。あなたの経験や強みを活かし、採用担当者に響く志望動機を作成するためのポイントを掴みましょう。

この記事を読めば、以下のことがわかります。

 

▼この記事でわかること

  • 事務職の仕事内容と種類

  • 事務職への転職理由・志望動機の書くべき内容

  • 事務職の志望動機の例文

  • 事務職の志望動機で気をつけるべきポイント事務職でアピールできるスキルセット

この記事を参考に、あなたの熱意とポテンシャルを最大限に伝え、事務職への転職を成功させましょう。

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事務職の仕事内容と種類

事務職の仕事内容と種類

事務職といっても、その種類は多岐に渡ります。ここからは、事務職の仕事内容と種類を6つご紹介します。
 

▼事務職の仕事内容と種類

  • ​​​​​一般事務|企業の様々な業務をサポート
  • 営業事務|営業活動を裏方から支える
  • 経理事務|企業のお金の流れを管理
  • 総務事務|社員が働きやすい環境を作る
  • 人事事務|社員の採用から退職までを管理
  • 病院の医療事務|病院やクリニックの受付や会計を担当

それでは、それぞれの仕事内容について詳しく見ていきましょう。

一般事務|企業の様々な業務をサポート

一般事務は、企業の様々な部署で発生する事務作業全般を担当します。

具体的には、書類作成、データ入力、ファイリング、電話対応、来客対応、郵便物の処理、備品管理などがあります。企業の円滑な運営を支える、縁の下の力持ち的な存在です。
 

営業事務|営業活動を裏方から支える

営業事務は、営業担当者の活動をサポートする役割を担います。

具体的には、見積書や契約書の作成、顧客情報の管理、受発注業務、売上管理、プレゼンテーション資料の作成などがあります。営業担当者が営業活動に集中できるよう、事務的な業務を効率的に処理することが求められます。
 

経理事務|企業のお金の流れを管理

経理事務は、企業のお金の流れを管理する仕事です。

具体的には、伝票処理、入出金管理、請求書発行、会計ソフトへの入力、月次・年次決算の補助などがあります。正確性と責任感が求められる仕事であり、企業の経営状況を把握するための重要な情報を提供します。
 

総務事務|社員が働きやすい環境を作る

総務事務は、社員が働きやすい環境を作るための業務を担当します。

具体的には、備品管理、施設管理、社内イベントの企画・運営、福利厚生の管理、採用・研修のサポートなどがあります。社員のモチベーション向上や定着率向上に貢献する、重要な役割を担っています。
 

人事事務|社員の採用から退職までを管理

人事事務は、社員の採用から退職までに関わる様々な業務を担当します。

具体的には、求人広告の作成、応募書類の管理、面接のスケジュール調整、入社手続き、給与計算、社会保険手続き、退職手続きなどがあります。企業の成長を支える人材の確保と育成に貢献する、重要な役割を担っています。
 

病院の医療事務|病院やクリニックの受付や会計を担当

医療事務は、病院やクリニックの受付や会計を担当します。

具体的には、患者さんの受付、保険証の確認、診療費の計算、会計処理、レセプトの作成などがあります。医療機関の円滑な運営を支える、重要な役割を担っています。
 

事務職への転職理由・志望動機の書くべき内容

事務職への転職理由・志望動機の書くべき内容

事務職への転職理由や志望動機を書く際には、以下の3つの内容を盛り込むことが重要です。

▼事務職への転職理由・志望動機の書くべき内容
  • 内容①|なぜ事務職を志望するのか
  • 内容②|なぜその企業を選んだのか
  • 内容③|入社後にどのような貢献をしたいのか
それでは、それぞれの内容を詳しく見ていきましょう。

内容①|なぜ事務職を志望するのか

1点目は、なぜ事務職を志望するのかといった、職種に対する志望動機です。

例えば、「コミュニケーション能力を活かしたい」「会社の運営を支える仕事に興味がある」「医療業界に貢献したい(医療事務の場合)」など、自分の強みや経験、興味関心に基づいて志望理由を明確に伝えることが効果的です。
 

内容②|なぜその企業を選んだのか

2点目は、なぜその企業を選んだのかといった、企業に対する志望理由です。数ある企業の中から、なぜその企業を選んだのかを説明しましょう。

企業のホームページや会社案内などを参考に、企業理念や事業内容、社風などに共感した点、魅力を感じた点を具体的に挙げることが効果的です。
 

内容③|入社後にどのような貢献をしたいのか

3点目は、入社後にどのような貢献をしたいのかといったビジョンです。

自分のスキルや経験を活かして、どのような成果を上げたいのか、どのようなキャリアを築きたいのかを明確に伝えましょう。
 

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事務職の志望動機の例文

事務職の志望動機の例文

ここからは、実際に事務職の志望動機の例文をご紹介します。未経験と経験者では書き方が異なりますので、2パターンに分けて記載します。

また、志望動機を書く際には以下の4つのポイントを意識するようにしましょう。

ポイント 説明
企業研究     企業理念、事業内容、強みなどを理解し、志望動機に盛り込む
自己PR     自分の強みや経験を具体的にアピールする
熱意     企業への貢献意欲を積極的に伝える
具体性     どのような業務に携わりたいか、具体的に記載する

【未経験の場合】

貴社は〇〇という理念を掲げ、社会に貢献されていることに感銘を受けました。事務職未経験ではありますが、これまでの経験で培ったコミュニケーション能力と、常に丁寧かつ正確な作業を心がけてきた経験を活かし、貴社の一員として貢献したいと考えております。

また、Word、Excelなどの基本的なPCスキルは習得済みであり、業務を通じてさらにスキルアップを図りたいと考えております。

一日でも早く貴社の戦力になれるよう、日々努力していく所存です。

【経験者の場合】

前職では〇〇業界で〇年間、事務職として勤務し、主に〇〇業務を担当しておりました。

貴社は〇〇という強みをお持ちであり、〇〇という点に魅力を感じ、これまでの経験を活かし、貴社の一層の発展に貢献したいと考え志望いたしました。

前職では〇〇という実績を残し、〇〇というスキルを習得いたしました。これらの経験を活かし、貴社においても、正確かつ迅速な業務遂行に努め、周囲との連携を密に図りながら、チームワークを大切にして業務に取り組んでまいります。

ここからは、志望動機を作成する際に注意すべき5つのポイントを紹介します。

▼事務職の志望動機で気をつけるべきポイント

  • ポイント①|事務職への理解を深める
  • ポイント②|企業研究を徹底する
  • ポイント③|自己PRと結びつける
  • ポイント④|ネガティブな表現は避ける
  • ポイント⑤|企業目線に立った内容にする
それでは、それぞれのポイントについて見ていきましょう。

ポイント①|事務職への理解を深める

1つ目のポイントは、事務職への理解を深めること。

事務職は、企業の運営を支える重要な役割を担っています。しかし、その仕事内容は多岐にわたり、一口に事務職と言っても、営業事務、経理事務、総務事務、人事事務など、様々な種類があります。

志望動機を作成する前に、まずは自分がどのような事務職を希望しているのかを明確にし、その職種の仕事内容や求められるスキルについて理解を深めることが大切です。

ポイント②|企業研究を徹底する

2つ目のポイントは、企業研究を徹底することです。

志望動機には、なぜその企業で働きたいのかを具体的に示す必要があります。企業のホームページや会社案内、ニュースリリースなどを参考に、企業理念、事業内容、社風、今後の展望などを調べ、その企業で働くことに対する熱意を伝えましょう。

企業研究を通じて得た情報を基に、「なぜこの企業でなければならないのか」「自分のスキルや経験を活かしてどのように貢献できるのか」を具体的に説明することが重要です。

ポイント③|自己PRと結びつける

3つ目のポイントは、自己PRと結びつけること。

志望動機は、自分の強みや経験をアピールする絶好の機会です。これまでの職務経験やアルバイト経験、学生時代の活動などを振り返り、事務職で活かせるスキルや経験を具体的に示しましょう。

例えば、接客業での経験やサークル活動でのリーダー経験からコミュニケーション能力をアピールしたり、資料作成やデータ分析の経験からPCスキルをアピールしたりすることで採用担当者に自分の強みを印象付けることができます。

ポイント④|ネガティブな表現は避ける

4つ目のポイントは、ネガティブな表現は避けること。

当たり前ですが、志望動機では前職の不満やネガティブな転職理由を述べることは避けましょう。前向きな言葉で、自分のキャリアプランや目標を語ることが重要です。
 

ポイント⑤|企業目線に立った内容にする

5つ目のポイントは、企業目線に立った内容にすること。

志望動機は、企業が求める人材像と自分の強みを結びつけることが重要です。企業の求める人物像は、求人情報や企業のホームページなどで見ることができるので、事前に確認しておきましょう。

企業目線に立った志望動機を作成することで、採用担当者に「この人は当社で活躍できる」という印象を与えることができます。
 

事務職で求められるスキルは多岐にわたりますが、ここでは特に重要な5つのスキルを紹介します。

▼事務職でアピールできるスキルセット

  • スキル①|コミュニケーション能力
  • スキル②|PCスキル/ドキュメンテーションスキル
  • スキル③|事務処理能力
  • スキル④|語学力
  • スキル⑤|協調性
それでは、それぞれのスキルについて詳しく見ていきましょう。

スキル①|コミュニケーション能力

1つ目のスキルは、コミュニケーション能力です。

事務職は、社内外の様々な人とコミュニケーションをとる機会が多い仕事です。そのため、円滑なコミュニケーションを図る能力は必須なのです。

報告・連絡・相談を的確に行い、チームワークを円滑にするコミュニケーション能力をアピールしましょう。
 

スキル②|PCスキル/ドキュメンテーションスキル

2つ目のスキルは、PCスキルやドキュメンテーションスキルです。

事務職では、パソコンを使った業務が中心となります。Word、Excel、PowerPointなどの基本的な操作スキルに加え、正確かつ効率的にビジネス文書や資料を作成するドキュメンテーションスキルも重要なのです。事前にPCを触って慣れておくなど、準備をしておきましょう。
 

スキル③|事務処理能力

3つ目のスキルは、事務処理能力です。

事務職は、正確かつ迅速な事務処理能力が求められます。書類作成、データ入力、ファイリングなどの基本的な事務作業を効率的に行えることをアピールしましょう。
 

スキル④|語学力

4つ目のスキルは、語学力です。

グローバル化が進む現代において、英語をはじめとする語学力は事務職でも重要なスキルとなっています。特に、外資系企業や海外との取引が多い企業では、高い語学力が求められます。
 

スキル⑤|協調性

5つ目のスキルは、協調性です。

事務職は、チームで協力して業務を遂行することが求められます。そのため、協調性やチームワークを重視する姿勢を保つことが重要なのです。

チームメンバーとのコミュニケーションを円滑に進め、協力して目標を達成できる能力は事務職において非常に重要です。また、周囲の状況を把握し、柔軟に対応できる能力も求められます。チームの一員としての自覚を持ち、積極的に貢献する姿勢を示しましょう。
 

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まとめ

今回の記事では、事務職の仕事内容や志望動機の書き方、求められるスキルセットなどを幅広くご紹介しました。

事務職への転職や就職を考えている方は、ぜひ今回の記事を参考にしてご自身の魅力をPRできる志望動機を作成してみてください。

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