転職で英語力は有利になる?英語を活かせる仕事や取得するべき資格を解説
2025/01/31
自身の英語力を活かして転職したいと考えていませんか。職種によっては、転職で英語力が有利になることもあります。
今回の記事では、英語力が活かせる仕事や転職に役立つ英語の資格、転職時に求められる英語力のレベルについてご紹介します。
▼この記事でわかる内容
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英語力が活かせる仕事とは
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転職に役立つ英語の資格
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転職時に求められる英語力のレベル
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英語力が活かせる仕事とは

留学やワーキングホリデーの経験など、英語力を活かした転職をしたいと考えているあなたに向けて、
ここからは、英語力が活かせる仕事を5つピックアップしてご紹介します。
▼英語力が活かせる仕事
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仕事①|ホテルコンシェルジュ
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仕事②|英文事務
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仕事③|客室乗務員(CA)
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仕事④|外資系企業の総合受付
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仕事⑤|秘書(バイリンガルセクレタリー)
仕事①|ホテルコンシェルジュ
ホテルコンシェルジュは、ホテルのお客様に観光情報やレストランの予約、チケットの手配など、さまざまなサービスを提供する仕事です。お客様の国籍もさまざまなので、英語でコミュニケーションをとる機会が豊富にあります。
具体的には、お客様に観光地や穴場スポットの情報を提供したり、希望に合ったレストランを探して予約を手配したりします。その他、荷物を預かったり、宿泊客からの要望に対応するなど、多岐にわたる業務を行います。
仕事②|英文事務
英文事務は、海外企業とのやり取りや英文書類の作成、翻訳などを行う仕事です。貿易事務や英文経理など、専門性の高い業務に携わることもあります。
具体的には、海外企業と英語でのメールのやり取り、英文での請求書や見積書の作成、契約書や議事録などの翻訳、電話や来客対応、データ入力やファイリングなど、幅広い業務を行います。
仕事③|客室乗務員(CA)
客室乗務員は、航空機内で乗客の安全を守り、快適な空の旅を提供する仕事です。非常用設備の案内や離着陸前の安全確認などの保安業務を担当するほか、機内アナウンスや飲み物の提供、機内販売などの機内サービス業務を行います。
さまざまな国籍のお客様に対応するため、英語でコミュニケーションをとる機会がありますが、航空会社が日系か外資系か、国内線か国際線かなどによって英語の使用頻度は変わります。
仕事④|外資系企業の総合受付
外資系企業の総合受付は、来客対応や電話対応、セキュリティーカード管理や来訪者のアテンドなどを行う仕事です。企業の顔として、明るく丁寧な対応が求められます。
外資系企業では、社内の公用語が英語である場合があります。また、海外のお客様を案内する場合もあるため、英語力が活かせるでしょう。
仕事⑤|秘書(バイリンガルセクレタリー)
バイリンガルセクレタリーとは、2ヶ国語以上を使う秘書のことです。スケジュール管理や電話・メール対応、会議資料の準備といった一般的な秘書業務に加えて、会議の通訳や文書翻訳など幅広い業務を担います。
海外とのやり取りや、外国語の資料作成など、英語を使う機会が多くあり、語学力を活かすことができるでしょう。
転職に役立つ英語の資格

転職時には、英語力を証明するための資格を持っておくと有利です。ここからは、転職に役立つ英語の資格を7つご紹介します。
▼転職に役立つ英語の資格
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資格①|TOEIC
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資格②|TOEFL
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資格③|IELTS
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資格④|実用英語技能検定
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資格⑤|日商ビジネス英語検定試験
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資格⑥|Versant
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資格⑦|国連連合公用語英語検定試験
資格①|TOEIC
TOEICは、アメリカ発のグローバルスタンダードな試験であり、世界160カ国で実施されています。
聞く・読む力を測るListening & Reading Testと、話す・書く力を測るSpeaking & Writing Testに分かれています。合格・不合格はなく、990点満点中のスコアで判定されます。
国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)によると、2023年度のListening & Reading Testの平均スコアは612点だったそうです。
海外拠点のあるインフラやメーカー、コンサルなど、TOEIC700点以上が必須の企業があります。また、昇進試験時にTOEICの点数を加味する企業もあります。
資格②|TOEFL
TOEFLは、世界各国で英語力の証明に使われている試験です。リスニング、スピーキング、ライティングの4つのセクションから構成され、120点満点で評価されます。
日本ではTOEICの方がスタンダードですが、国によってはTOEFLの方を重視する場合もあります。近年では、ビジネスシーンにおいてもTOEFLのスコアを評価する企業が増えてきており、グローバルなビジネス環境で活躍したいと考えている人にとって、TOEFLのスコアは大きなアピールポイントとなります。
アメリカ企業などでは、長い歴史を持ち国際的な知名度が高いTOEFLのほうが有利に働きます。
資格③|IELTS
IELTSは、イギリス、アメリカ、オーストラリアなどの140カ国以上の教育機関、国際機関、政府機関で認められている試験です。
リスニング・リーディング・ライティングの筆記試験と、スピーキングの面接試験で構成されています。
合格、不合格はなく、テスト結果は1.0から9.0のバンドスコアで示されます。
製造業や商社、IT企業など、特にヨーロッパ圏の海外拠点との連携が多い職場では、IELTSスコアが採用や昇進の重要な基準となることがあります。
資格④|実用英語技能検定
実用英語技能検定は、英語のコミュニケーション能力を測る試験です。「英検」という略称で親しまれています。
1級・準1級・2級・準2級・3~5級と7つの級に分かれており、リーディング・ライティング・リスニングと、面接で構成されています。
総合的な英語力をアピールできるため、日系・外資系問わず重視されている試験です。
日常会話やビジネス面で活用できる程度は2級以上のため、1級・準1級・2級であれば、履歴書に記載の上、他求職者との差別化を図ることができるでしょう。
資格⑤|日商ビジネス英語検定試験
日商ビジネス英語検定試験は、日本商工会議所が実施するビジネス英語の検定試験です。
以前は1級から3級までのレベルがありましたが、2023年度のリニューアル以降は合格・不合格ではなくスコア制が導入されています。300点満点で、得点に応じて3段階でレベルが判定されます。
試験はスピーキング、リスニング、リーディングのテストに分かれており、試験時間は30分、出題数は60問です。
ビジネスにおける実践的なコミュニケーション力がある150点以上(中段)は必須で、240点以上(上段)であれば「英語を活用して活躍できる人材」として十分認識してもらうことができます。
資格⑥|Versant
Versantは、オンラインで完結する英語の試験です。スピーキングテスト、ライティングテスト、プレイスメントテストの3つに分かれています。プレイスメントテストは、スピーキング、リスニング、ライティング、リーディングの4技能の総合的な英語力を測定するテストです。
VERSANTでは、10点から90点までの間で、1点刻みで総合スコアが算出されます。
資格⑦|国連連合公用語英語検定試験
国連連合公用語英語検定試験は、国際連合が普及活動の一環として行っている試験です。
世界平和や世界経済・地球環境・人権・食料問題など、世界の情勢や時事問題を幅広く取り扱っている試験で、リスニングとリーディングで100点満点、作文は20点満点の試験の2つに分かれています。
転職時に求められる英語力のレベル

ここからは、日本でスタンダードな英語の資格として知られているTOEICの点数を基準に、転職時に求められる英語力のレベルをご紹介します。
レベル①|日常会話レベル(TOEIC 400点~550点以上)
TOEICで400点~550点以上を取得できた方は、日常会話レベルの英語力を持っていると考えられます。
このレベルでは、グランドスタッフ、システムエンジニア、接客スタッフなどの職業に就くことができるでしょう。
レベル②|ビジネス会話レベル(TOEIC 600点~700点以上)
TOEICで600点~700点以上を取得できた方は、ビジネス会話レベルの英語力を持っていると考えられます。
このレベルでは、ホテルコンシェルジュや客室乗務員、秘書や語学講師、貿易事務などの職業に就くことができるでしょう。
レベル③|ネイティブレベル(TOEIC 800点~900点以上)
TOEICで800点~900点以上を取得できた方は、ネイティブレベルの英語力を持っていると考えられます。
このレベルでは、国連職員、翻訳家、通訳ガイドなどの職業に就くことができるでしょう。
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